はっぴいえんどについてのメモ

邦楽で特に好きなのははっぴいえんどです。
日本語ロックのルーツとも言われているそうです。
オリジナルアルバムが三作残っています。

1作目:はっぴいえんど(通称ゆでめん)

はっぴいえんど

はっぴいえんど


2作目:風街ろまん
風街ろまん

風街ろまん

3作目:HAPPY END

HAPPY END

HAPPY END

メンバーは大滝詠一(ギター)、細野晴臣(ベース)、鈴木茂(ギター)、松本隆(ドラム)の四人で構成されていて、当初はバレンタインブルーという名前で活動していたそうです。

はっぴいえんど

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A3%E3%81%B4%E3%81%84%E3%81%88%E3%82%93%E3%81%A9

一作目は
ロックよりもフォークというものに近い印象を受けます。
フォークからロックになるギリギリのラインを行っているようです。
全体的に不安や焦燥感、失望感などが全体に漂っているように思えます。
ここで既に松本隆さんによる歌詞の風景描写が生き生きと映し出されています。

二作目は一作目よりスタイリッシュな感じを受けます。
東京オリンピック以降の開発・近代化で急激に失われゆく「古きよき日本・東京の姿」を「風街」という架空の街にみる、といったテーマと言われています。

三作目は解散寸前で無理やり作らされたと言われている作品。
ここでははっぴいえんどとしてよりも個々の作風が見受けられます。
最後の「さよならアメリカさよならニッポン」は、
日本語ロックとして出発したにも関わらず祖国を否定するという皮肉が効いているように思います。
これではっぴいえんどは事実上のハッピーエンドを迎えることになります。

しかしながら実質の活動期間は数年(1969〜1972)であるにも関わらず、
現代にまで残っているのは名盤としか言い様がないと思います。

偉そうに書いて、これをメモとして残しておきます。